今日はナイジェリアに来て8日目。
朝は子供の出世登録を行っている病院に行きました。
今でもナイジェリアで生まれた子供達の70%は出世登録をしていません。
ユニセフは政府と手を組み
全国の出世登録の記録を携帯電話のショートメールでデータを入力して、
実態を把握するプログラムを実施しています。
その現場を見ました。
出産して、何ヶ月を立っても届けを出していない親もいました。
出世証明書を持つのは子供の最初の権利、ユニセフの試みで登録する子供達の数が増え始めました。
次に日本国民とユニセフが寄付した
ワクチンの為の大型冷蔵庫を視察しました。
大変喜ばれてる寄付でした。
現在は14の県にありますが、
後の22の県は持ってません。
午後は「子供保護ネットワーク」の全国会議を見学しました。
ユニセフの呼びかけで子供の保護に関わる政府部門、NGOなどが集まって、
CPNと言うネットワークがナイジェリア全国に出来ました。
保護された子供は警察、医療関係、弁護士などにすぐ助けてもらえるようになったと言います。
熱心に議論する参加者の姿に希望が湧きました。
ナイジェリアの子供達を自分たちで守ろうとしていました。
「ユニセフの技術援助によって出来たこのネットワークは沢山子供達を救っています。本当に素晴らしい。私たちの仕事がしやすくなりました」と関係団体は言いました。
援助も新しい段階に入っています。
物の援助は勿論、技術の援助が求められています。
依存型から協力型へ、そしていつかは自立へ。
日本ユニセフ大使として、
誇りを感じた一日でした。
皆さんの支援はとっても役に立っています。
感謝感謝です。
今日もナイジェリアからの更新でした。
Sent from my iPhone