ナイジェリアに来て三日目は
ラゴスの一番の貧困層の方々が住む「マココ」と言う海辺のスラムと「ダストビン」と言うゴミ捨て場の上に作られたスラムでした。
マココは漁師のスラム。
真っ黒になった水は悪臭を放ち
生活するには適してない状況でした。
ダストビン地域はゴミ捨て場の上に出来たスラム。
こちらも極めて厳しい状況でした。
他の所の家賃が払えない為に住み着く人々の生活環境は想像絶するほど不衛生でした。
学校も訪ねました。
スラムでは学校に行けない子供達が多く、
例えば学校に行ける子供達でも
学校の状況が悪く、勉強にならない場合が多いそうです。
それでも子供達の笑顔は眩しかったです。
ダストビンのNGOのLOTSは学校が終わってから子供達の塾をやってました。
勉強出来る様にすれば、将来も開けると信じているからです。
スラムの中の子供達の為に必死で活動するNGOの女性達に案内され、
活動の内容をよく理解出来ました。
今現在、多くのNGOはユニセフと連携して、ユニセフから技術的な援助を受けて居ます。これからユニセフは募金の援助をして、NGOの強化を図りたいとラゴスのユニセフ代表は言います。
厳しい現状を何とか自分の力で子供達を助け、ナイジェリアの未来を良くしたいという揺るぎない若者の信念に希望を感じました。
逞しい若者はきっとナイジェリアに明るい未来をもたらします。