今朝5時半に起きて、3時間かけて、岩手県山田町にある「わかき保育園」の入園式に出席しました。
元にあった保育園が津波に流され、山の上にあるお寺の2室を借りての再開でした。
ユニセフはその再開が出来るように支援をしてきました。
今日は16人の子供達と保護者が集まり、入園式が出来ました。
私も来賓として出席させていただき、挨拶もさせていただきました。
その後は手芸の会の皆さんから預かったねいぐるみを子供達にプレゼントしました。
絵本を読んだり、歌を歌ったり、汽車ごっこでみんなで楽しい時間を過ごしました。
「暗い気持ちでは子育てはできません。頑張ろうね」と保護者や保育園の先生達に話しました。子供達の元気な姿が何よりの励みです。
山田町は堤防が壊れ、大変な被害に遭いました。山のてっぺんのぎりぎりまで津波が来て、火事も起きました。海岸にあった道や線路もすべて消え、民家も町も呑まれてしまいました。皆さんは恐ろしい体験をしてしまったのです。
「でも、子供達が生き延びてくれたので…」と先生は言いました。そう、子供達は希望。力を合わせて、子供達を明るく、元気に育てましょう。
ユニセフもがんばります。
アグネス