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牡鹿半島と女川の被災地から

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今日は牡鹿半島の被災地に入りました。

美しい景色で有名な半島に、とてつもない高い津波が襲いました。

桃浦と月浦の海岸沿いの町はすべて破壊され、助かった被災者の方は寄り添って、残ったいくつかの民家に避難していました。

被災者の皆さんがその日の恐ろしい体験を話してくれました。雪が降る寒いなか、着の身着のままで逃げて、家を失った方、家族を失った方…。悲しみの深さはそこしれず、それでもみんなさん前向きに頑張ろうとしていた。
話せば笑顔が咲く。抱き合えば元気が出ました。

いくつかの小学校を訪ねました。学校で避難生活をしている子供達とあったよ。本当に可愛かったです。大家族のなかで育つ子供達は明るく、元気でした。子供達と遊んでいるだけで、気持ちが暖かくなりましたね。

校長先生は電気も水も戻っていない、トイレもない状況で、21日に迫った新学期を迎えられるか、とっても心配していました。

ユニセフ協会は子供達の衛生面の支援は勿論、栄養面でもこれまで以上に支援して行きます。すでに始まった学校には、ユニセフバックに文具などを入れて、学校に戻った子供達に順次渡して行く予定です。

牡鹿半島を南下すればするほど、津波の被害の深刻さが増しました。言葉を失うほどの、津波の高さにただただ茫然。

その後いくつもの避難所を回って、皆さんを励ましました。皆さん笑ってくれたり、熱く握手してくれたり…。下着やCDのプレゼントもとっても喜んでくれました。

女川原発のなかにある避難所も訪ねました。沢山の子供達がいましたよ。ユニセフからのバックや絵本、私からのキャンディで笑顔、笑顔。

最後には石巻の小学校の避難所を訪問しました。体育舘のなかに大勢な方が避難していました。

挨拶をして、歌も歌いました。子供達がいっぱいいたので、ゆっくり触れ合いましたね。
サインや握手、記念撮影とつかの間の楽しい時間を共にしました。「お元気でね」と言ったら、「アグネスと会って元気が出た。私達も頑張るからね」

外に出ると、香川県からうどんの炊き出しをしに来た方から「おいしいよ、食べて」と暖かいうどんをご馳走になりました。昼ご飯を食べてなかった事に気付き、おうどん、ありがたかったです。

明日は気仙沼と南三陸に行きます。より沢山の方の話と要望を聞いて、これからのユニセフ活動をより充実させるための参考させていただきます。

今日も沢山の素晴らしい出会いに感謝です。

一日でも早く、みんなが安心して、生活が出来ますように、微力でありながら、がんばります。

アグネス

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