ユニセフアジア親善大使の任命式とフィジーミッションの報告会
3月24日に「ユニセフアジア親善大使」の任命式とフィジーミッションの報告がユニセフハウスで行われました。
任命状にサインをして、正式にユニセフのアジア親善大使に就任しました。
大変光栄に思うと同時に、責任の重大さも感じました。
世界の人口の3分の一が住んでいるこの地域に世界の4分の一の子供たちが生活しています。
歴史、文化、宗教、経済状況、人種が異なるこの地域の国々には様々な問題を抱えています。
これからは世界にもっとアジアとパシフィックの子供たちの現状を知ってほしいです。
そして、アジアの国々に世界の子供たちの現状を知っていただいて、援助の輪を広げて行きたいと思います。
フィジーの報告は先ずフィジーの歴史文化、民族形成の説明をして、今回のサイクロンウィンストンの威力を話しました。
実際に訪ねた集落や学校、病院の説明をして、子供たちとの会話を紹介しました。
とっても熱心に聞いていただきて、感謝、感謝でした。
高潮で家を壊された子供たちの話は津波の被害を受けた東北の皆さんの体験と似ているところがあって、話していくうちに、泣きそうになりました。
「鳥たちもお腹を空いている」と子供は言う。自分がお腹を空いている事を遠回しで訴えていました。とっても印象的だったので、紹介しましたら、会場に来ていた方々も涙。
全て失った人々は長い復興の道を歩いて行きます。
「家を直しても、いつ次のサイクロンが来るのかわからない」と悩んでいる方も多かったです。
気候変動の被害を一番受けているパシフィックの島国、
未来の展望が見えないまま、子供たちはテントの臨時学校に通う、避難所で寝る日々を過ごしています。
一日でも早く、復興し、安心して生活ができる環境に戻れますように。
ユニセフは緊急援助を続けると同時に、水と衛生、栄養補給、予防注射、心のケアー、村に回る看護師の支援。。。などの活動をするために、資金が不足しています。
ご協力をお願いしています。
日本ユニセフ協会のホームページから、詳しい協力の仕方をごらんください。
よろしくお願いします。
フィジーの人々に平穏な日々を!
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