ナイジェリア視察最終日
今日はユニセフナイジェリアミッションの最終日です。
朝から雨でしたが、
撮影の時は晴れました。
貧富の差が激しいナイジェリアの貧困層の子供達の暮らしは想像以上に大変でした。
これからも援助を続けて、
ナイジェリアが自立出来る日まで、
子供達を忘れないようにしたいと思います。
今日はNHKの特番のまとめのコメントをスラムの近くで撮影しました。
色んな思いを話しました。
スラムの向こうには高層ビルが見えます。
一日でも早く子供達がスラム生活から開放したいですね。
問題の大きさを認識しながら
政府とNGOと手を組み、
頑張りたいと思います。
今日で日本に帰ります。
しっかり現状を報告して、
理解を求めたいと思います。
ナイジェリアの8日目
今日はナイジェリアに来て8日目。
朝は子供の出世登録を行っている病院に行きました。
今でもナイジェリアで生まれた子供達の70%は出世登録をしていません。
ユニセフは政府と手を組み
全国の出世登録の記録を携帯電話のショートメールでデータを入力して、
実態を把握するプログラムを実施しています。
その現場を見ました。
出産して、何ヶ月を立っても届けを出していない親もいました。
出世証明書を持つのは子供の最初の権利、ユニセフの試みで登録する子供達の数が増え始めました。
次に日本国民とユニセフが寄付した
ワクチンの為の大型冷蔵庫を視察しました。
大変喜ばれてる寄付でした。
現在は14の県にありますが、
後の22の県は持ってません。
午後は「子供保護ネットワーク」の全国会議を見学しました。
ユニセフの呼びかけで子供の保護に関わる政府部門、NGOなどが集まって、
CPNと言うネットワークがナイジェリア全国に出来ました。
保護された子供は警察、医療関係、弁護士などにすぐ助けてもらえるようになったと言います。
熱心に議論する参加者の姿に希望が湧きました。
ナイジェリアの子供達を自分たちで守ろうとしていました。
「ユニセフの技術援助によって出来たこのネットワークは沢山子供達を救っています。本当に素晴らしい。私たちの仕事がしやすくなりました」と関係団体は言いました。
援助も新しい段階に入っています。
物の援助は勿論、技術の援助が求められています。
依存型から協力型へ、そしていつかは自立へ。
日本ユニセフ大使として、
誇りを感じた一日でした。
皆さんの支援はとっても役に立っています。
感謝感謝です。
今日もナイジェリアからの更新でした。
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ナイジェリアの7日目
ナイジェリア7日目
ホテルのインタネット接触がダウン。
ブログを送る事が出来なかった。
昨日はMCC、母子センターに行きました。
産婦さんの死亡率と5歳未満子の死亡率が今なお高いナイジェリアは特に母子保健に力をいれてます。
可愛い赤ちゃんといっぱいお会いしました。
お産をしたら、問題ある方以外は24時間以内で退院です。
保健センターでもお産出来ますが、
産婦人科の医者に見て欲しい為に
病院は混み合い、保健センターはベッドが空いてました。
でも一番の問題は40%の女性は家で資格のない助産婦の頼んで、伝統的なお産の時に命を落とします。
保健センターでお産するように政府は呼びかけています。
ストリートチルドレンの女の子のシェルターを訪ねました。
家出をする理由や道端で生活するようになってからの話を聞来ました。
一緒に歌を歌ったら、涙が。。。
写真は顔が見えてしまうので、
遠慮しました。
午後はストリートチルドレンが集まる市場で、今でも道端で生活している子供達と会いました。
男女を合わせると200人もいるそうです。10歳以下の子供もいました。。。
地域の長老は「毎日増えるストリートチルドレンが大きいな問題」と言う。
ここで聞いた話も涙ぐましい。
「この生活を選んだのではない、選択肢がないからです」と言う。
最後はスラム越しに高層ビルが見える所で夕日を見た。
この国の豊かさは人材にあると思います。石油だけに注目すると、闇に呑まれる子供達の姿を見失います。
今日は総合病院で出世登録を見て、
ユニセフのコールドチェーンを見て、
子供保護ネットワークの会議に行きます。
ナイジェリアからの報告でした。