ラゴスのストリートチルドレンの駆け込み寺
今日はラゴスのストリートチルドレンの駆け込み寺を訪ねました。
保護された子供達の話を聞きました。
色んな悲しい話がありました。
でも今は勉強をしながら、夢に向かってがんばっています。
ホームから卒業した元ストリートチルドレンだった青年は今
大学でコンピュータサイエンス勉強しながら、土日はホームに戻って、子供達の先生になる。
とっても分かりやすい教え方でした。
「親に捨てられたり、虐待された少年達にカウンセリングを受けさせる事はとっても大切。自分の夢を諦める必要ない、頑張れば必ずいい人生はあると前向きになる事が必要です」とホームの代表は言いました。
先生たちの情熱と愛情で、
少年達は安心して生活して居る様子を見る事が出来て、
良かったです。
でも日に日に増えるストリートチルドレンの問題は解決していないと先生たちは言います。
月曜日にはストリートチルドレンが集まる地域に行って、現状を見る予定です。
一人でも多く、子供達がギャングや犯罪に巻き込まれる前に保護される事を祈ります。
ラゴスのジャーナリストと市場
ナイジェリアに来て、4日目です。
今日は現地のジャーナリスト達とお会いしました。
取材を受けて、
逆に私たちも取材をしました。
経済、政治、援助、汚職の話。。。
沢山勉強になりました。
午後はマココスラムにもう一度行きたかったが、治安が悪化した為に
行く事が出来なかった。
予定変更で市場に行きました。
物を売ってる方々から沢山話を聞けました。
歩道橋の上から見た市場は本当に賑やかでした。
ここの市場にも物価の上昇に悲鳴を上げている方が多かった。
ナイジェリアの音楽を売っていた若い女性に話を聞きました。「2ヶ月前からここでCDを売り始めたの。卒業しても、仕事が見つからなかったです。生活は大変だけど、がんばっているよ」と話してくれた。失業率が高いラゴスでは、沢山の若者が働けない状況です。
彼女から進められたCDを2枚買いました。彼女が「この音楽を聞くと自然に踊り出すよ」と言いました。
「残念、私は踊り下手なの」と私が言って、次の場所へ移動しました。
しばらくしたら、
彼女が走って来て、
「このdvdを見れば踊れる様になるよ」と一つのdvdを渡してくれた。
びっくりしていたら
「あなたへのプレゼントよ」と笑みいっぱいで言ってくれた!
彼女の優しさに胸がいっぱいになりました!
彼女を抱きしめて「絶対にやって見るね」と約束をしました。
ナイジェリアに来て、本当に沢山の優しさを受けました。
貧富の差で苦しむ人でも
人間の豊かさは健在。
明日もきっと良い出会いがあると確信しています。
明日はストリートチュードレンの駆け込み寺や、若者の為の職業訓練を視察します。
今日もナイジェリアからおやすみなさい。
海辺とゴミ捨て場のスラム
ナイジェリアに来て三日目は
ラゴスの一番の貧困層の方々が住む「マココ」と言う海辺のスラムと「ダストビン」と言うゴミ捨て場の上に作られたスラムでした。
マココは漁師のスラム。
真っ黒になった水は悪臭を放ち
生活するには適してない状況でした。
ダストビン地域はゴミ捨て場の上に出来たスラム。
こちらも極めて厳しい状況でした。
他の所の家賃が払えない為に住み着く人々の生活環境は想像絶するほど不衛生でした。
学校も訪ねました。
スラムでは学校に行けない子供達が多く、
例えば学校に行ける子供達でも
学校の状況が悪く、勉強にならない場合が多いそうです。
それでも子供達の笑顔は眩しかったです。
ダストビンのNGOのLOTSは学校が終わってから子供達の塾をやってました。
勉強出来る様にすれば、将来も開けると信じているからです。
スラムの中の子供達の為に必死で活動するNGOの女性達に案内され、
活動の内容をよく理解出来ました。
今現在、多くのNGOはユニセフと連携して、ユニセフから技術的な援助を受けて居ます。これからユニセフは募金の援助をして、NGOの強化を図りたいとラゴスのユニセフ代表は言います。
厳しい現状を何とか自分の力で子供達を助け、ナイジェリアの未来を良くしたいという揺るぎない若者の信念に希望を感じました。
逞しい若者はきっとナイジェリアに明るい未来をもたらします。
ラゴスのスラム
ナイジェリアに来て2日目。
今日は午前中ユニセフのブリーフィングを受けました。
ラゴスの活動の成果と課題がよく分かりました。
午後はラゴスのマーケットとスラムを訪ねました。
治安が良くない為に、
警察は常に同行して居ました。
マーケットは人々がいっぱいで、品物も豊富でした。
色んな方の話を聞いたよ。特に物価の上昇が苦しいと聞かされました。確かに物価は高いです。東京とさほど変わりません。少ない収入でどうやって生計を立てて居るのか?
本当に大変そうでした。
そのすぐ近くに沢山ゴミが捨てられた川沿いに、スラムが出来てました。
そこで働き、住んでいる方の話が聞けました。
厳しい生活の中の人間の強さと優しさに感激した。
ゴミから金属製の物を拾い集めて、工場に売る仕事をする人や、
牛の皮を煮てスモークして、珍味として売る人など。。。
ゴミと背中合わせで寝泊まり、煙に顔が真っ黒になる仕事。。。
でも人々は過酷の中でも笑顔、助け合いをして居ました。
凄いです。感動しました。
綺麗な夕日を見たよ。
明日は二つのスラムと学校を訪ねます。
今日もラゴスからおやすみなさい(( _ _ ))..zzzZZ!
ユニセフミッションでナイジェリアへ
今年のユニセフミッションはアフリカのナイジェリアです。
4月8日出発しまして、昨日ナイジェリアのラゴスに到着しました。
ナイジェリアの人口は1億6000万人、アフリカで一番人口が多い国です。
石油輸出國なのに70%の国民が貧困層。
1600万人も2000万人も住んでいると言われる大都市ラゴスは、
アフリカが直面している問題と可能性を両方抱えている場所です。
地方から毎日の様に何千人も集まって来る人々の7割はその日暮らしで、福祉も社会サービスも受けられない。
その半数以上は子供達と言われている。
援助と投資をどうやれば、貧困が原因で苦しむ子供達を助けられるのか?
根本的な原因と課題を視察して、報告します。
ラゴスからでした。