ガザの学校を訪ねました。
耳の検査をするプロジェクトが今年からスタートしました。
ガザ地域は世界中で人口の割合に耳の不自由の方が多いのです。
小さい時から見つかれば、
正しい指導をすれば子供達は勉強する事が出来ます。
さらにガザ地域は6年前から封鎖され、いとこ同士の結婚が増えています。
遺伝性の病気や、近親婚の危険性が懸念されています。
一年生の30人のクラスに3人は中耳炎、ひとりは良く聞こえていない事が検査で判明しました。
女の子達と歌や遊びで楽しく遊びました。
いっぱい抱っこされて、
大好きと言われて
幸せな時間でした。
ガザ地域の中でも、
戦闘が繰り返される塀の近くに住む子供達の為に
ユニセフが支援している家族支援センターがあります。
勉強や遊び、心のケアーも受けられます。
そこを訪ねると、女の子達がリーダーシップの訓練を受けていました。
私も参加しました。
私に対する質問は津波の被災地の子供達の事でした。
感動しましたね。
大変な状況にあるにも関わらず、
日本の事を心配してくれました。
別の部屋で子供達が絵本を読んでいました。
ユニセフの手紙プロジェクトで福島の子供達に手紙を書い女の子たちでした。
福島の子供達が返事を書いてくれたので、
今回さらに彼女達が返事を書きまして、
手作りのオモチャも作りました。
私が持ち帰て、今度福島の子供達に届けに行きます。
男の子達はアラブ語の勉強をしていました。私は日本語を少し教えたよ。
ガザ地域は下水も大きな問題。新しい施設が建てられない為に、
下水がたまってる悪臭を放ち池と背中合わせで生活をしいられている。
昨年から4人の子供達が溺れて亡くなりました。
ユニセフは看板を建てたり、近寄らないように呼びかけています。
検問所が混み合う前にエルサレムへ戻りました。
防弾車の窓が故障を起こして、
半分閉まらなくなった為に、
日本から持って来たマスクを運転するスタッフに差し上げた。
エルサレムについたのは夜でした。
<続く>