今日はユニセフ本部事務局長のトニーレークさんと、ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんと一緒に宮城県、女川町を訪問しました。
天気に恵まれ、石巻の海岸を通って、女川町の小学校に向かいました。
瓦礫は幾分かかたつけられて、町では、少し人の姿が見られるようになっていました。
町長さんと会談した後に、小学校で100人あまりの子供達と保護者の皆さんと触れあいました。
子供達に話をしたり、歌も歌いました。大好評の手作りのうさぎのぬいぐるみもプレゼントしました。生徒代表からは「ユニセフの支援のおかげで、いつもと近い学校生活が出来て、本当にありがとうございます」と言われて、嬉しかったですね。
子供達の笑顔が可愛かったですね。全国から送られてきた絵本で作った「ちいちゃな図書館の前で記念撮影!☆
これからも子供達を支えて行きます。元気で居てくださいね。
次に訪ねた避難所では沢山の方が待っていてくれました。みんなとの交流会がありました。話と歌で皆さんを励ましました。
帰る時に、みんなが作ってくれた人のトンネルを潜りながら、握手、ハグ、記念撮影をしながら、避難所を離れました。
次に女川第一中学校のグランドに集まってくれた各スポーツクラブの部員と触れ合いました。
爽やか笑顔、はつらつとした姿に感激。「子供達の笑顔がみんなの元気の元。かんばれ〜」「エイ、エイ、オー」と元気な子供達と楽しい時間を過ごさせていただきました。
トニーさんと黒柳さんと別れた後に、地元の先生の案内で、もうひとつ避難所を訪ねました。
山の中にあるため、「テレビに出てるような人が来たのは始めて」と喜んでくれました。
「アグネスのヤクルトホールのデビューコンサートに行ったよ」と被災者の方が言ってくれた時、びっくりして、胸が熱くなりましたね。「昨年の石巻の平和コンサートに行ったよ」と言ってくださった女性もいました。
同じ空間、同じ歌、同じ時間を過ごした仲間が被災したのです。胸が痛くなります。
みんなのリクエストで「ひなげしの花」を歌いました。アンコールで「雨ニモマケズ」も歌いました。
「仮設住宅があたりますように…」と赤ちゃんを背負って、津波の体験を語ってくれたお母さん。
「妊娠五ヶ月の嫁をなくした…孫のために頑張ります…」と泣きそうになるおばあちゃん。
「僕達が元気でいる事が一番の親孝行、頑張ります」と家が流された男の子。「笑顔で周りを元気にしたい」とお母さんをなくしたソフトボール部のキャプテン。
子供達の目線で、未来を見つめて、頑張る事の大事さを改めて感じました。
女川町は二度目、今回も本当に沢山の方とお会いしまして、ありがたかった。有難うございました。
ユニセフの活動が皆さんの役に立ち、喜ばれている事に感謝です。
これからも、子供達のために、一生懸命活動に取り組んで参ります。応援してくださいね。
女川町の皆さん、今日は本当にありがとうございました!
アグネス