昨日、5月10日、スイスのジュネーブで開催中の国連国際防災戦略事務局主催「第3回防災グローバル・プラットフォーム会合」に日本ユニセフ協会大使として出席しました。
この会議には世界から3000人を超える代表が集まっており、世界の防災に対する関心度の高さがよく分かりました。
私は「学校の防災対策」に関する会合で、基調講演をさせていただきました。
「安全な学校と災害のリスクを減らす教育」をテーマに話しましたが、その中で、日本の学校の防災対策も紹介しました。
安全な学校の作り方、日常の防災訓練の必要性、子どもたちを守るためには教育が不可欠という観点から意見を述べました。
今回の東日本大震災では、多くの犠牲者が出た一方で、日頃の安全教育や避難訓練が成果を上げ、沢山の子供達の命を助けたことも事実です。
「話に感動しました」「日本のやり方を学びたい」と多くの方から声をかけられ、ジュネーブに来て良かったと思いました。
大災害の中でも、強い心を持って頑張っている被災地の皆さんから私たちが学ぶものは本当に多いと思います。
日本の学校の防災対策は、きっと今後、世界の子供達の命を守るための一つのモデルとなるはずです。
私も頑張って、さらに安全な学校作りをすすめるよう、あらゆる機会に訴えて行きたいと思います。
今日、ジュネーブを離れます。
会議に参加でき、とっても有意義でした。
アグネス