26・6・2009
国会の「児童ポルノ」の法改正の審議の参考人として、呼ばれました。午後2時から、2時間、ほか3人の参考人の先生達とそれぞれの話をして、質問を受けました。その場に呼ばれるだけでも、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。きっと、国会議員の先生達は現場の話を聞きたかったので、私がよばれたのだと思います。被害者の子供達の声が届くように一生懸命話しました。、まるで、自分の背中にたくさんの子供達が乗っているような気持ちでした。タイの子供達話、フィリピンの子供達話、日本の被害者の話、手紙も読み上げました。先生達は本当に真剣に聞いてくれました。初めて、現状を知り、ショックを受けた先生達も居ました。被害がそこまでひどいということを知らない方が多かったようです。
話が出来て、本当に良かったです。
これを機会に、児童ポルノの「所持」を違法であることを法律上明確にしていただきたいです。
今日の審議は有意義だったと思います。
議論が外れた時もありました。「自分の子供の裸でもいけないの?」とか、「冤罪になる可能性がある」など。心配することは決して悪いことではない、でも、それは細かい文書の直しで、解決できることだと思います。決して、自分の子供の裸を規制するための法律ではないのです。しかも、「性的な目的」ではない所持は罰則がないのです。18歳以下の子供のヌードや卑猥の写真はすでに1999年の法律で禁止されています。今回の法改正の一番大事な争点は、単純所持を違法にするかどうかです。所持を違法にしないと、児童ポルノは持ってて良いと国が認めてしまうことになります。そして、永遠に被害者の映像や写真が世の中に残ることになるのです。それは、とんでもないことになってしまうので、是非、子供達の幸せを考え、今国会で、所持を違法であることを明確にしていただきたいと思います。
結果はどうであれ、世界の流れに逆らうことはできないと思います。今度の法改正が成立できなかったら、世界からの非難の声がさらに高まるでしょう。そして、いずれ、日本もその声を無視できなくなる日は必ず来ます。Child Firstの考えで、議論を重ねて、早急に法改正を実現して欲しいものです。
今日は本当に力いっぱい頑張りました。子供達や、同じ活動をしている仲間が力を貸してくれたと思います。頑張りましょう。道のりは長いですが、犠牲者が一人でも減るように、諦めません。
いつも、被害者の手紙を読むと、泣いてしまうのですが、今日は泣きませんでした。我慢が出来ました。でも、話が終わって、椅子に座った途端、涙があふれ、子供への思いが胸の中でいっぱいになり、涙がしばらく止まりませんでした。「頑張るから、待っててね。きっと君達を助けるからね」と。
あー今日も感謝の日でした。子供達の話を国会議員に聞いてもらったことに感謝です。良い結果を期待しています。お願いします。
みんな応援してくれて、本当にありがとう。うれしいです。一人では、心細いですが、みんなが居るから、怖くないです。ありがとう。
それでは、
明日は鹿児島です。講演会です。頑張ります。
今日は良い意味で、疲れました。でも、良い日でした。
お休みなさい。
Have a Nice Weekend.
アグネス
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