作成者別アーカイブ: Agnes Chan

Agnes Chan の紹介

歌手、教育学博士、日本ユニセフ協会大使。3児の母。

ナイジェリアの7日目

ナイジェリア7日目

ホテルのインタネット接触がダウン。

ブログを送る事が出来なかった。

昨日はMCC、母子センターに行きました。

産婦さんの死亡率と5歳未満子の死亡率が今なお高いナイジェリアは特に母子保健に力をいれてます。

可愛い赤ちゃんといっぱいお会いしました。

お産をしたら、問題ある方以外は24時間以内で退院です。

保健センターでもお産出来ますが、

産婦人科の医者に見て欲しい為に

病院は混み合い、保健センターはベッドが空いてました。

でも一番の問題は40%の女性は家で資格のない助産婦の頼んで、伝統的なお産の時に命を落とします。

保健センターでお産するように政府は呼びかけています。

ストリートチルドレンの女の子のシェルターを訪ねました。

家出をする理由や道端で生活するようになってからの話を聞来ました。

一緒に歌を歌ったら、涙が。。。

写真は顔が見えてしまうので、

遠慮しました。

午後はストリートチルドレンが集まる市場で、今でも道端で生活している子供達と会いました。

男女を合わせると200人もいるそうです。10歳以下の子供もいました。。。

地域の長老は「毎日増えるストリートチルドレンが大きいな問題」と言う。

ここで聞いた話も涙ぐましい。

「この生活を選んだのではない、選択肢がないからです」と言う。

最後はスラム越しに高層ビルが見える所で夕日を見た。

この国の豊かさは人材にあると思います。石油だけに注目すると、闇に呑まれる子供達の姿を見失います。

今日は総合病院で出世登録を見て、

ユニセフのコールドチェーンを見て、

子供保護ネットワークの会議に行きます。

ナイジェリアからの報告でした。

ナイジェリア6日目

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今日はナイジェリアに来て6日目です。

現地のジャーナリストに案内してもらって、いろいろ見て来ました。

最初は誰も使って居ない橋!

通過料金が高過ぎて、開通の日が決められないそうです。

次には昔スラムだった地域。

今は高級住宅地になりました。

次にはFree trade Zone に行きました。

税金などに特別優待が約束される企業の予定地です。

今は誰も入居してません。

最後には撤去が始まったマココスラムに行きました。

ジャーナリストが丁寧に説明してくれたので、

有意義な取材でした。

公的資金の流れや貧困層の居住問題は子供達に大きく影響する為に

今日はラゴスの影の部分を見せていただきました。

今は土砂降りの雨が降っています。

明日は母子センター、女の子の為の職業訓練、ストリートチルドレンのたまり場へ行きます。

今日もラゴスからおやすみなさい。

スラムのビジネススクール

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ナイジェリアのラゴス市のマココのスラムの近くに

NGOのオフィスの中に週に一度、3ヶ月のビジネスコースが行われています。

スラムの中に生活して居る方々が開業する為の技術を身につけてもらうと

今年の三月からスタートした試みです。

90人の生徒が真剣に授業を受けていました。

「自分で起業をして、沢山の人に仕事を与えて、成功したい!」

「地域に貢献出来る仕事をしたい」

と色んな夢を聞きました。

希望あふれる活動でした。

夢が実現すると良いですね。

取材中だった為に

写真は撮れてませんでした。

この活動をやって居るNGOはJakinと言います。

教育と医療分野に熱心に活動して居るこの団体に

ささやかな寄付をさせていただきました。

未来趣向の援助はナイジェリアの将来を支えます。

心から応援したいです。

今日の夕飯はラゴスの日本人会の皆さんといただきました。

皆さんと話していると、沢山勉強になりました。

皆さんの苦労も分かりました。

大変な役割を背負って日々働いてる日本人会の皆さんが無事に役目を果たして、元気に日本に帰国が出来ます様にと乾杯しました。

明日は現地のジャーナリストの案内でラゴスの裏側を見に行きます。

ラゴスのストリートチルドレンの駆け込み寺

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今日はラゴスのストリートチルドレンの駆け込み寺を訪ねました。

保護された子供達の話を聞きました。

色んな悲しい話がありました。

でも今は勉強をしながら、夢に向かってがんばっています。

ホームから卒業した元ストリートチルドレンだった青年は今

大学でコンピュータサイエンス勉強しながら、土日はホームに戻って、子供達の先生になる。

とっても分かりやすい教え方でした。

「親に捨てられたり、虐待された少年達にカウンセリングを受けさせる事はとっても大切。自分の夢を諦める必要ない、頑張れば必ずいい人生はあると前向きになる事が必要です」とホームの代表は言いました。

先生たちの情熱と愛情で、

少年達は安心して生活して居る様子を見る事が出来て、

良かったです。

でも日に日に増えるストリートチルドレンの問題は解決していないと先生たちは言います。

月曜日にはストリートチルドレンが集まる地域に行って、現状を見る予定です。

一人でも多く、子供達がギャングや犯罪に巻き込まれる前に保護される事を祈ります。

ラゴスのジャーナリストと市場

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ナイジェリアに来て、4日目です。

今日は現地のジャーナリスト達とお会いしました。

取材を受けて、

逆に私たちも取材をしました。

経済、政治、援助、汚職の話。。。

沢山勉強になりました。

午後はマココスラムにもう一度行きたかったが、治安が悪化した為に

行く事が出来なかった。

予定変更で市場に行きました。

物を売ってる方々から沢山話を聞けました。

歩道橋の上から見た市場は本当に賑やかでした。

ここの市場にも物価の上昇に悲鳴を上げている方が多かった。

ナイジェリアの音楽を売っていた若い女性に話を聞きました。「2ヶ月前からここでCDを売り始めたの。卒業しても、仕事が見つからなかったです。生活は大変だけど、がんばっているよ」と話してくれた。失業率が高いラゴスでは、沢山の若者が働けない状況です。

彼女から進められたCDを2枚買いました。彼女が「この音楽を聞くと自然に踊り出すよ」と言いました。

「残念、私は踊り下手なの」と私が言って、次の場所へ移動しました。

しばらくしたら、

彼女が走って来て、

「このdvdを見れば踊れる様になるよ」と一つのdvdを渡してくれた。

びっくりしていたら

「あなたへのプレゼントよ」と笑みいっぱいで言ってくれた!

彼女の優しさに胸がいっぱいになりました!

彼女を抱きしめて「絶対にやって見るね」と約束をしました。

ナイジェリアに来て、本当に沢山の優しさを受けました。

貧富の差で苦しむ人でも

人間の豊かさは健在。

明日もきっと良い出会いがあると確信しています。

明日はストリートチュードレンの駆け込み寺や、若者の為の職業訓練を視察します。

今日もナイジェリアからおやすみなさい。